男目線で解説。彼氏との海外旅行が楽しみなら知っておきたい2つのこと
好きな彼氏とはじめての海外旅行。
「向こうに着いたら何しよう」「ココだけは絶対に行きたい!」
ワクワク楽しみで期待しますよね。
旅行プランを一生懸命考えたり、かわいい服や下着を用意したり、さりげない気遣いや気配りをしようと考えている人も多いのではないでしょうか。
もちろんそれは旅行をより楽しくするうえで大切なことです。
しかし、日本を離れてカップルで海外に行く場合は、もう少し根元の部分をしっかりおさえておく必要があります。
楽しみにしている彼氏との海外旅行を失敗しないために、ささやかな2つのコツを紹介します。
このページの目次
パートナーとの海外旅行は小さな壁を1つずつ乗り越えること
もし彼氏が「海外旅行慣れ」していれば、少々のトラブルが起こってもある程度は解決してくれるでしょう。
ですが、2人とも海外旅行がはじめて、もしくは経験が浅い場合は、お互いに「小さなことは許す心」を持つことが大切です。
知らない国では何事もはじめての経験になります。
空港での搭乗手続きから、現地の移動、食事1つにしても「選択と決定」を繰り返す必要がありますね。
何事も新鮮であると同時に、知らないことを経験する。
それは言い換えると、小さな壁を1つずつ乗り越えることでもあります。
1人で旅行すれば、当然すべての問題を自分で解決していく必要がありますが、パートナーがいることで知らず知らずのうちに相手に「依存」してしまうことがあります。
取るに足らない小さな出来事であれば問題ないように思えますが、海外では想像以上に判断して選ぶシーンがたくさんあります。
そういった時に、
「俺だって不安なんだから」「私だって知らないんだから」
といった小さな不満が自分でも気付かないところで蓄積していきます。
こういった小さな問題は、心の中に溜まっていくことで後々大きなストレスに膨れ上がります。
国内旅行が楽しかったから大丈夫!という考えは一旦置いておこう
「彼氏と何度か旅行に行ったことがあるから大丈夫!」
ポジティブに考えることは良いことですが、知らない国に旅行する時は少し立ち止まって考えてみましょう。
国内旅行なら感じていなかった不安・不満が、海外では爆発することがあります。
日本人は世界的に見ても穏やかな気質の人種ですし、たとえば温泉旅行などは旅館の人も親切に接してくれますよね。
しかし、外国では想像していたものと違った反応が返ってくることがあります。
日本とは習慣の違う国に行くということ
日本と違う海外では、無関心、あるいは余計なお世話と言えるほどの干渉、そしてお金をだまし取ろうと考えている人もいます。
もちろん親切で優しい外国人もたくさんいますが、文化や習慣、考え方が違う人たちの世界に飛び込むということを忘れてはいけません。
国によって差はありますが、特にガヤガヤと喧騒に包まれるアジア圏などの発展途上国では、平気で他人の領域に土足で侵入してくる人もいます。
距離感が異様に近い人、しつこい勧誘やボッタクリetc.
反対に、ホテルの従業員が無愛想なんてことは当たり前。
海外旅行は必ずしも良いことばかりではありません。
ヨーロッパ・アメリカといった先進国でも、路上の物乞いがお金を要求してくることもあります。
大柄で体臭もキツいおっさんに、ガヤガヤと言い寄られたりすると怖いですよね。
小さな不安・不満はどこかで爆発する
こうした小さな不安が溜まっていくと、精神状態はナーバスになっていき、些細な出来事がきっかけで怒ってしまうこともあるでしょう。
彼氏自身に対して不満があるわけではないのに、ついつい八つ当たりしてしまうといったシーンもあるかもしれません。
彼氏は彼氏で、「大事な彼女の身に何も問題がないように守ってあげなきゃ」と考えているものですので、少しテンパった状態でさらに彼女から厳しい言葉を浴びせられると、必要以上に反応してしまうこともあります。
売り言葉に買い言葉といった形でケンカにならないように、注意しなければいけません。
彼氏との海外旅行が楽しみなら知っておきたい2つのポイント
彼氏とケンカにならないように注意すると言っても、なにも仏の心を持ってすべてを許すというわけではありません。
海外旅行を大きなトラブルなく楽しむためには、次の2つのポイントを実践することで大抵の問題は回避できと思いますので、ぜひ実践してみてください。
1.些細なトラブルやイライラを吐き出し合って共感しよう
目で見たもの、匂い、会話し、体験したことなど、外国では頭の中のアンテナがフル回転で刺激されます。
そうした行為の中で感じた感情をそのままにしておくのではなく、お互いに吐き出し合いましょう。
その日の晩ごはんを食べる時は、今日1日の出来事や感じたことを話し合う。
なにも会議のように堅苦しくする必要はありません。
心の中で感じたことを相手に伝えることは、自分自身の感情を再確認することにもなります。
男性は共感が苦手
こうした「感情を伝え合う」という行為は、あなたにとっては当たり前のことかもしれませんが、そもそも男性という生き物は女性よりも「共感しよう」という意識が低いものです。
意識的に気持ちを伝え合い、共有することは大切です。
「晩ごはんの時はその日の出来事や感じたことを話し合う」といったルールを、あらかじめ彼氏と決めておくと、お互いの気持ちのズレを確認・修正できるのでおすすめです。
2.ケンカしたらその日のうちに仲直りする
お互いに感情を持った人間ですから、ケンカしてしまうこともあるでしょう。
もし、ケンカをしてしまったなら必ずその日のうちに仲直りしておくことが大切です。
仲直りできていないまま翌朝を迎えると、
「今日も不安がある1日を過ごすのか」
と、ただでさえアウェイな環境を、憂鬱な気持ちを引きずって過ごすことになります。
ケンカは、ある意味では正直に自分の感情を相手にぶつける行為ですが、できることなら衝突は避けたいですよね。
そうした意味でも、感情のピークを迎えてしまう前にお互いの気持ちを交換しておくようにしましょう。
まとめ
相手に完璧を求めるのではなく、「海外旅行は2人で一緒にトラブルも含め経験するもの」という気持ちがあれば、少々のことは水に流すことができます。
旅でのトラブルは付き物ですし、それが旅行のスパイスでもあります。
その瞬間では焦ったり困ったりしていたことでも、時間が経って振り返ったときに、トラブルほど意外に思い出として残っているものです。
もちろん、海外旅行はトラブル以上に楽しい経験が盛りだくさんですが、今回お話ししたような内容を知っているかどうかでは、パートナーとの旅行の充実度がまったく違ったものになるはずです。
素晴らしい体験を得ることができる海外旅行。
やみくもに広い心を持とうとするのではなく、小さなことでも2人で共感するという過程を思う存分に楽しみましょう。
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