海外旅行へ出発!空港ですること一覧【手順と流れを徹底解説】
海外旅行に行くときに、空港で行うポイントは大きく6つの工程に分けられます。
- 予約チケットを本チケットに換える
- (荷物を預ける場合)チケット発券時に荷物を預ける
- フリータイム
- 手荷物検査を通る
- 税関を通る(出国審査)
- 飛行機に搭乗する
4.の手荷物検査を終了すると、そのまま自動的に税関で出国審査を受けることになります。
この手続きが終了すると実質的に日本から出た扱いになるので、できることが少なくなります。
食事やショッピングなどは、手荷物検査を受ける前にすべて済ませておきましょう。
予約控えを実物のチケットに換える
ネット・店舗問わず、航空チケットを予約する方法はたくさんありますが、予約が完了した際に受け取るものは、控え(もしくはメールのみ)となります。
これを e-チケットと呼びますが、こちらを空港の所定のカウンターで提示して、実物の航空チケットと交換する必要があります。
これを一般的に「搭乗手続き」と言い、交換するカウンターを「チェックインカウンター」と呼びます。
(荷物を預ける場合)チケット発券時に預ける
小ぶりなリュック1つであれば、手荷物として機内に持ち込めば良いですが、大掛かりなバックパックやスーツケースの場合は、こちらのチェックインカウンターで預ける必要があります。
チケット発券時に預ける旨を伝えましょう。
なお、ナイフ類など機内持ち込みが禁止されているものは、預け荷物に入れておかなければ没収されます。
大きすぎないバックパックであれば機内持ち込みも可能ですが(一部LCCを除く)、飛行機が混み合っている場合、頭上の手荷物入れは満杯になることもあります。
飛行機の搭乗開始アナウンスがあれば早めに乗り込んで、収納スペースを確保する方が無難です。
フリータイム
航空チケットを受け取って荷物を預けたら、一旦の区切りとなります。
ここからは食事をしたり、ブラブラ空港のお店を散策して自由に過ごせます。
両替もこのタイミングで行います。
空港は2時間前の到着が推奨されていますが、搭乗手続きに予想以上に時間がかかったり、レストランが混んでいることもあるので、余裕をもって3時間前に到着するのが良いと思います。
このフリータイムに余裕が無いと、結構圧迫感のあるスケジュールとなります。
手荷物検査を通る
冒頭にも書いた通り、この手荷物検査を通過して連続する税関を通り抜けると、日本国外に出る扱いとなるため、ここから先はお店の数や商品のボリュームが急激に少なくなります。
手荷物検査を受ける前に、日本でやり残したことはすべて終えておきましょう。
手荷物検査とは、ベルトなどの貴金属が金属探知機に反応して「ビーッ」と鳴るアレです。
一般的に「保安検査場」と呼ばれます。
危険物はもちろん、液体の持ち込みも禁止されているので、ペットボトル等の飲み物もすべて没収・廃棄されます。
持ち物をすべてトレイの上に出して、パスポートと航空チケットのみを持って、金属探知ゲートをくぐります。
ポケットの中身はすべて出すことと、ノートパソコンやタブレットを持っている場合は、すべてカバンから出すことは各国共通となります。
(検査官の人に聞いたところ、ノートPCやタブレットはX線を通す時に真っ白に映るらしく、前後に爆弾などを入れている場合にカメラに映らないとのこと)
税関を通る(出国審査)
手荷物に問題がなければ、そのまま順路通りに進むと税関に行き着きます。
日本から出発する場合は、「出国審査(手続き)」となります。
基本的にすることは、順番が来たら窓口の前に立ってパスポートを見せるだけです。
1人旅行でもカップルでも、家族連れでも出国審査は1人ずつ行います。
妙に静まり返っているので、独特の緊張感があります。
ちなみに、生後間もない赤ちゃんでもパスポートは必須ですが、この場合は親子で審査を受けることになります。
この税関を抜けると国外と書いたとおり、この先のお店はすべて免税店となります。
お酒やタバコ、ブランド品等が激安価格で買えるので、該当する方はここでのショッピングの時間もしっかり確保しておいた方が良いですね。
お酒やタバコは国によって持ち込める量が規制されていますので、不安な場合は店員さんに行き先を告げて、上限の量を確認しておきましょう。
飛行機に搭乗する
空港や飛行機の便によってもマチマチですが、離陸時間の30〜40分前になると飛行機の搭乗ゲートが開き、機内に乗り込めるようになります。
荷物がかさばっている人は早めに列に並んで、収納棚を確保しましょう。
まとめ
以上が、出発の際の空港ですることの手順と流れの説明となります。
ポイントとしては、下記の3点になると思います。
- 空港には3時間前に到着しておくと余裕を持って行動できる
- 手荷物検査を受ける前に用事はすべて済ませておく
- 荷物が多い場合は早めに飛行機に搭乗する
空港でバタバタするのは心臓によくありません。
余裕をもってスマートな旅行を楽しみましょう。
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