旅を10倍楽しく快適に!海外旅行に持って行きたいおすすめグッズ
海外旅行の持ち物リストについては別の記事で紹介していますが、それらの中でも「これがあればマジで旅が楽しく快適になる!」と自信を持っておすすめできるグッズをご紹介します。
旅行は「いかに持って行くものを少なくするか」がポイントとなりますが、持ち物を削り過ぎて逆に不便を感じてしまっては本末転倒です。
不要なものは置いていって、旅のポテンシャルを最大化してくれるアイテムは持って行く。
いかに無駄なくアウェイの環境をホームにするかが、旅行を楽しむための分かれ道となります。
今回は、50ヶ国以上旅してきた筆者が厳選したおすすめグッズを公開します!
このページの目次
海外旅行を10倍快適にするグッズ
まずは便利で旅行を快適にしてくれるグッズから。
電化製品はこれ1つですべてカバー!
海外旅行用 変圧器(コンセント+USBポート付き)
「海外旅行に電化製品を一切持っていかない」という人はなかなかいないと思いますが、そうでなければ必須アイテムです。
外国は国によって電圧が違うほか、コンセントの形状もさまざまですので、たいていの主要国をすべてカバーできるタイプの変圧器を選ぶことが大切です。
筆者は10年くらい前に購入した変圧器をずっと使っていましたが、コンセント差込口が1つしかなかったので、新たに買い直しました。
最近のものはコンセント以外にUSBポートも付いているので、スマホやタブレットなどの小ぶりなガジェット類はそちらで充電できるのでめちゃ便利。
これ1つでほぼすべての国で利用できる!コンセント変換プラグ
こちらはアップル製品ユーザー限定となりますが、「旅行先でiPhone(もしくはiPad・Mac Book)しか充電しない」という場合は、上記の変圧器は必要ありません。
(というか、変圧器を使用すると故障の原因にもなります)
アップル製品の電源アダプターは、そもそも世界中で使用できること(100〜240ボルトの電圧に対応)を前提に作られているので、余計な手を加えなくても良いということですね。
ただし、コンセントの形状に関しては「万国さまざま」ですので、その国の形状にあった「コンセント変換プラグ」が必要になります。
日本と同じコンセントの国もあれば違う国もある
ハワイ・グアム含むアメリカや、カナダ、メキシコ、台湾など、一部の国は日本と同じ形状のコンセントのため、変換プラグは必要ありません。
しかし、特にヨーロッパ方面など海外のほとんどの国では、日本の電化製品を使う時には「コンセント変換プラグ」が必要になります。
また、韓国、フィリピン、ベトナムなどは、一部の場所では日本と同じ形状の場合もありますが、違うケースもあります。
そういった場合のために、このコンセント変換プラグが必要になってきますが、いちいち「この国はコンセントの形状は〜」と調べるのは面倒です。
これを1つ持っておけばほぼすべての国で使えるうえ、かさばるアイテムでもないので、この変換プラグはある種の旅の必需品といえます。
空港の旅行グッズ店で購入することもできますが、空港のお店は何でも高く種類も少ないので、事前に用意できるなら前もって購入しておくのがおすすめです。
貴重品をスマートに隠すウエストポーチ
盗難予防対策にはこのベルトタイプのウエストポーチに勝るアイテムは無いと思います。
スキミング対策もカバーしているので、海外旅行のリスク回避にもってこいのマストアイテムです。
中に入れた物の取り出しにくさは否めませんが、観光の際に持ち歩かなければならないもの(パスポートや予備の現金、クレジットカードなど)を隠して持ち歩くには最適なグッズです。
ビクトリノックスの十徳ナイフ
長い歴史とロングセラーを誇り、もはや十徳ナイフの代名詞とも言えるビクトリノックスの十徳ナイフ。
もはや使い方が分からないツールまで入っていますが、ナイフ・ハサミ・栓抜きはマジで重宝します。
特に外食続きとなる海外旅行では、ビタミン不足に陥りがちです。
ビタミンが欠乏すると健康に良くないとかいった次元ではなく、単純にダルい等の倦怠感が襲ってきますので、せっかくの海外旅行では体調管理がとても大切です。
旅行中は興奮しててアドレナリンが放出されまくっていますし、疲れていることに気付かないこともしばしば。
「滞在が残り1日しかない!」と焦り出すと少し無茶をしてしまいがちですので、最低限の栄養補給は忘れずに。
ただ、爪切りが入っていない(入っているタイプは他の欲しいツールが入っていない)ので、爪切りは別で持参した方が良いと思います。
指がさかむけた時に爪切りは結構重要!
(ハサミで対処できなくもないが、なんだかモヤモヤ感が残ります。。)
念のためですが、こちらは飛行機に持ち込みができないので、手荷物ではなく受託手荷物(預け荷物)として持って行く必要があります。
パスポートケース
パスポートを入れるものなんて何でも良いし、100均でもそれらしく使えるものが手に入りますが、やっぱり専用のケースは使い勝手が全然違います。
特に航空券を折らずに収納できるという点は結構重要なポイントだと思っています。
予備の財布としても使えるのでおすすめ!
モンベル|スーパーメリノウールシャツ
暑い国・季節に旅行する分には必要ありませんが、ヨーロッパなど緯度の高い地域に行く時は防寒対策が必須です。
(日中と夜間の寒暖差が激しい地域も注意)
ただ、フリースなどの防寒着はゴワゴワして荷物がかさばります。
そこで、アウターで暖を取るのではなく、インナーで対策するのが賢い方法です。
ユニクロなどのヒートテックという選択肢もありますが、個人的に超絶おすすめな1着は、モンベルが販売している防寒インナーシャツです。
なかなかいいお値段しますが、このシャツの何がすごいって、繊維が羊の毛100%でできているので保温性はバツグンなうえ、暑くなり過ぎるとしっかり熱を逃がしてくれるところです。
ヒートテック系のシャツは体温から発熱していく機能はありますが、余分な熱を放出したりと温度調節があまり優れていません。
一言で言うと、あまり快適ではありません。
しかし、モンベルのウールシャツはこれ1着で、冬の厳しい季節を乗り切っている羊さんたちの防寒環境を再現することができます。
素材はもちろん、ウール100%!(ウエスト部分を除く)
素材の感じはレーヨン(絹に似せて作られた人口繊維)に近いです。
スパッツと綿の中間といった辺りでしょうか。
ウールのようなチクチク感はまったく無く、着心地がとにかく良く、何より暖かい。。
モンベルは、富士山など厳しい冬山にも対応できるアウトドアブランドの老舗ですが、さすがハイクオリティ商品は他と一線を画します。
個人的には、旅行よりも日本の冬で着ている期間の方が長いという逸品です。
海外旅行を10倍楽しくするグッズ
さて、ここからはエンタメ部門として、海外旅行をより楽しむためのグッズ紹介です。
旅先でも最高の音楽環境を!BOSE ワイヤレススピーカー
(SoundLink Revolve Bluetooth® speaker)
もともと海外旅行用に買ったわけではなかったのですが、こいつをバッグに忍ばせて行くと、宿でも野外でもどこでも、最高の環境で音楽を楽しむことができます。
そこらの携帯用スピーカーとは比較するまでもない音質なので、音楽好きには特におすすめです。
Bluetoothでワイヤレス接続でき、本体のスイッチを入れて、スマホのミュージックプレーヤーを再生すると自動で音楽を鳴らしてくれます。
(初回のペアリングは必要)
サイズは500ml缶より少し背が低いくらいで、重量も500缶1本くらいです。
(実際に量ってみると670gでした)
バッテリーのもち具合はどれくらいだろう。
普段からほぼ毎日1時間は起動させていますが、10日間くらいは余裕で充電なしで使えています。
BOSE発表では、満充電で最長12時間音楽を流せるみたいですが、そんなに連続して音楽を鳴らすことなんてあるのかな。。
海外の宿にいる時はコードをつないで使っていたので問題ないし、屋外で朝の8時から夜の8時まで音楽流しっぱなし、なんて経験はございません。。
ちなみに筆者は、自宅の音楽環境はかれこれ15年くらいずっとBOSE一択です。
BOSEの何が良いって、「低音がパワフル」ってのは結構有名だと思いますが、低〜高にかけて音がかなりクリアなんですね。
長時間音楽を聞いていても耳が疲れない。
そして、このポータブルスピーカーにもその特性は引き継がれています。
デザインもシンプルで使いやすい。
しかし!
低音がマジで強すぎます。。
アプリで音を調整しないと少しパワフルサウンド過ぎるかも
筆者はスマホは、iPhone & iTunesで普段音楽を聞いていますが、デフォルトのイコライザで低音を絞る設定にしても、机の上にスピーカーを置くと天板が揺れるレベルです。
It’s so powerful.
従いまして、音質の設定を変えてあげれば良いのですが、スマホ版のiTunesは、(多分)細かくツマミをいじってチューニングを変えることができません。
そこで筆者は、イコライザアプリを別で入れて心地よい音域に調整して、そのアプリから音楽を流しています。
イコライザアプリは選びきれないほど種類があり、いくつか試してみましたが、結局↓のやつで落ち着いています。
Equalizer+ HD music player | |
無料で使えますし、音のチューニングも簡単。
さらに、iTunesのプレイリストを一瞬で吸い上げてくれるので、使い勝手は抜群です。
1点惜しい点は、プレイリストが多過ぎるとiTunesのようにスクロールがスムーズにいかず、動作が多少カタカタするところです。
筆者は全部で7,000曲くらい持ち合わせがあるので、お気に入りの曲たちを上手くプレイリスト分けして活用しています。
ただ、このアプリ、使い勝手はめちゃ良いのですが、無料というだけあって毎回アプリを開くたびに「有料版はこちら」みたいな広告が出てきて結構ウザいです。
「次はあの曲を聞こうかしらん♪」→「広告」→「次はあの曲を聞こうかしらん♪」→「広告」のループとなります。
すぐに「うぜぇー!!」となったので、有料版を買い今に至ります。
(料金約350円)(アンドロイド版はなぜか500円くらい)
Equalizer+ Pro HD music player | |
有料版は、音質をよりパワフルにする機能やその他諸々あるみたいですが、「広告が出ない」「すぐに曲選びができる」の2点がメリットじゃないかなと。
さて、アプリの解説が長くなってしまったので、そろそろまとめます。
BOSEのポータブルスピーカーは、もともと海外旅行用に買ったものではないと書きましたが、普段はキッチンで調理・片付けする時にフル活用しているので、旅行・日常問わずデイリーユースできる超おすすめの逸品でございます。
ただ、BOSEのサウンドを体感した方ならお分かりと思いますが、この音の世界を知ってしまうと、マジで他のスピーカーがショボく聞こえてしまうので注意が必要ですw
待ち時間を一瞬で吹っ飛ばす!
Amazon Kindle(キンドル)
Amazonフリークの方なら絶対に持っているであろうKindleですので、紹介するまでもないかもですが、一応。
飛行機で移動中はもちろんですが、空港での待ち時間にも大活躍してくれます。
特にトランジット(経由乗り継ぎ)の時に、飛行機の離陸時間が遅れることもあるので、退屈しのぎにこれ以上のものはありません。
(海外の空港はマジで面白いものが無い)
ただ、個人的にはKindleは、小説・漫画・簡単なビジネス書を読むための端末だと思っています。
旅行ガイドブックや詳しい図解が入った専門書などは向いていません。
昔は出発の時に、空港の本屋で面白そうな小説を2〜3冊ピックアップしてバックパックに忍ばせるということをしていましたが、時代は変わりましたね。
読書好きの方にとってKindleは旅行のマストアイテムです!
ちなみに、Kindleはたくさんの種類がありますが、ディスプレイのライトが付いていないタイプの購入は絶対にやめましょう。
少し暗いところでは、ほとんど読めません。
値段につられて安いのを購入しましたが、ほぼ使うことなく別の機種を買ったという悲しい過去があります。
一番のおすすめ機種は、『Kindle Paperwhite』です。
さいごに
以上が、海外旅行を最大限に楽しむ手助けをしてくれる愛しのアイテムたちです。
ちなみに筆者は「引きこもりのアウトドア人間」なので、買い物はほとんどアマゾンで済ませています。
「楽天でポイントを貯めている」という方もいると思いますが、アマゾンの商品の届くスピード感に慣れきってしまった筆者は、もはや後戻りできませんw
ただ、アマゾンはプライム会員にならないとその恩恵はあまり受けられないので、未会員の方はぜひ。
プライム会員は年会費3,900円(or月額400円)かかりますが、送料無料・指定日配送ができるだけでなく、ほんとに一瞬で荷物が届くのでマジでおすすめです。
あと、プライム会員は映画見放題・音楽聴き放題といった特典もありますが、ここでは割愛。
長くなりましたが「ビビビ」とくるものがあれば、旅のお供として連れて行きましょー!
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