海外旅行用のレンタルポケットWiFiでできること徹底解説!

海外wifi

おすすめの海外レンタルポケットWiFを国別でさがす

海外旅行の必須アイテムと言えば、今やスマホだけでなく、海外WiFiルーターとのセットが当たり前になっています。

『海外WiFi』とは海外で利用できるポケットWiFiをレンタルするサービスです。

携帯キャリア各社の海外パケット通信を利用する方法もありますが、こちらは料金が高額になるうえ、通信できる量もそれほど多くありません。

しかし、海外WiFiがあれば1日あたりの料金が決められているため、料金の心配をすることなくインターネットを利用することができます。

ガッツリ映画を観るなどは厳しい部分がありますが、観光スポットを巡るうえで、マップを確認したり、ネットで調べものをする、写真をLINEで送るといった海外旅行を最大限に楽しくするために欠かせない要素は十分カバーできます。

さらに、WiFiルーターなら一度に5台まで同時接続が可能ですので、複数のスマホやタブレットをインターネットに接続したり、友達同士で海外WiFiをシェアして料金を安く抑える事もできます。

今回は海外WiFiでできることや、メリット・デメリットを徹底的にお伝えします!

海外WiFiは安全・快適なインターネット環境を「持ち歩ける」

まずはじめに、海外WiFiをおすすめする理由の一つに、情報セキュリティ面における安全性があります。

最近は、滞在するホテルで無料利用できるフリーWiFiを提供しているところが大半ですので、海外WiFiをわざわざレンタルしなくても、スマホを利用する事もできます。

公衆のフリーWiFiはハッキングされるリスクが高い

しかし、フリーWiFiを利用する場合、情報漏えいやハッキングのリスクが伴います。

フリーのWiFiスポットの多くは、スマホとWiFiの通信を暗号化しておらずセキュリティが万全ではありません。

そのため、第三者に情報を傍受される可能性があります。
特に不特定多数の人が行き来する、空港のフリーWiFiはハッキングの危険性が高いため、できる限り利用しないことが大切です。

これに対して海外WiFiの場合は、WiFi端末とスマホとのやりとりが暗号化されているので、第三者に情報が簡単に漏えいする事はありません。

「飛行機の乗り継ぎで空港に1〜2時間足止め」なんてことはザラにありますので、こうした時に手元で安全にネットが使えるととても便利です。

そもそも海外の通信速度は遅いことが多い

たくさんの人が一度に使用するため通信速度が遅くなる公衆フリーWiFiに比べ、レンタルWiFiは契約者のみが使える専用の回線になります。

日本でもみんながネットを使う夜の時間帯になると、速度がかなり落ちることがありますよね。

そもそも、外国は先進国であっても通信速度が遅いことは珍しくありません。
少し語弊はあるかもしれませんが、全般的にどこかボロいんですね(笑)

特に初めての海外旅行という方は、日本に帰国した時に、いかに日本が整備されているかということに気付くと思います。

そのため、海外WiFiをレンタルしておくことで、旅行中いつでもどこでも安全で安定したインターネット環境を「持ち歩く事」ができるようになります。

海外WiFiは携帯キャリアと比べてもとってもお得

海外WiFiの魅力的低価格!

携帯キャリアの大手3社が提供している海外パケット定額サービスはいずれも、1日最大2,980円で使い放題になっています。(24.4MBまでは1,980円/日)

しかし、いくら定額で使い放題だとしても、3日間の旅行であっても9,000円近い金額が通常の携帯料金とは別に掛かる事になります。
一週間の旅行だったとしたら・・・ちょっと恐ろしいですよね。

そんな高額な海外パケット料金ですが、海外WiFiであればなんと4分の1以下のお値段でインターネットを利用する事ができます!

例えば、韓国に2泊3日の旅行に行く場合、下記のような差がでます。

携帯キャリア
海外パケット料金
2,980円×3日=8,940円
レンタルWiFi
利用料金
670円×3日=2,010円
(参考価格:グローバルWiFi 韓国4GLTE通常プラン)

海外レンタルWiFiを利用すると、3日間で約7,000円も節約する事ができます。
下手すると1泊分のホテル代が浮く計算になりますね。

海外WiFiなら複数の機器が使える

携帯キャリアによる海外パケットを利用したとしても、インターネットに接続できるスマホは1台だけですが、WiFiルーターは1度に5台まで同時接続が可能です。

そのため、スマホだけでなく、タブレットやノートパソコンでもネット通信を使用する事ができます。

公衆WiFiのあるホテルや空港だけでなく、ちょっと街なかで周辺マップを確認しながらコーヒーブレイクしている時でも、タブレットとスマホを併用できるのでとても便利!

また、友達との旅行なら、海外WiFiの電波を仲間内で共有することもできるので、更にお得&安全に海外でインターネットを利用できます。

WiFiルーターは操作も簡単!

WiFiルーターの使い方はとても簡単で、特別難しい操作や設定は必要ありません。

飛行機を降りたらWiFiルーターの電源を入れて、スマホをWiFiに接続してパスワードを入力するだけで、海外旅行先でもすぐにインターネットに接続する事ができます。

通信速度の比較

海外WiFiをレンタルする際に通信速度のプランを選ぶことになりますが、こちらは主に「3G」と「4G/LTE」の2種類に別れています。
(4GまたはLETの表記しかない場合もありますが、4G=LTEという認識で大丈夫です)

しかし、ネット通信回線について詳しくない方はどちらを選べばいいのか迷ってしまいますよね。

大体の場合、3Gプランの方が安くて4G/LTEプランの方が少しだけ割高です。
この二つの違いは、簡単に言えば、「3Gよりも4G/LTEの方が高速で通信できます」という事です。

ざっくりとした違いとしては、下記のようになります。

3G(中速)メールやLINE・画像の少ないサイトなど文字メイン向き
4G/LTE(高速)画像・映像を含む通信にも快適な速度で対応

ただ、速度の早い4G/LTEの方が絶対に良いかというと一概にそうとは限りません。
3Gプランと4G/LTEプランの通信速度を具体的に比較して、自分にあったプランを選びましょう。

3G 回線の通信速度

3G回線の最大通信速度は「42Mbps」です。
こちらは一般的に「中速」と認識されており、メールや、テキストが中心のWEBサイトであればスムーズに閲覧することができます。

スマホを利用していて「いつもより通信速度が遅くなったかな?」と感じたら、3G回線に切り替わっていたという事もあるのではないかと思います。

通信速度はさほど早くはありませんが、利用料金が安くインターネットにも問題なく繋がり、メールやLINEのやりとりや、調べもののためにWEBサイトを閲覧するには十分な速度だと言えます。

ただし、動画の視聴やテレビ電話をするときは読み込みが遅く、ストレス無く快適に利用するのは難しいでしょう。

4G/LTE 回線の通信速度

3Gに対して、4G/LTEの通信速度は最大で「150Mbps」です。
こちらは一般的に「高速」と認識されており、メールやWEBサイトの閲覧だけでなくや画像のアップロードや動画視聴もスムーズに行える速度です。

現在日本で主流の通信規格ですので、4G/LTEプランを選べば日本でスマートフォンを利用するのと変わらない速度でインターネットに接続できます。

料金は3Gに比べて割高になりますが、写真の送信や映像コンテンツの閲覧、旅行先でグーグルマップを開いてルート検索を行ったり、テレビ電話を利用する際にストレス無く通信する事ができます。

4G/LTE 回線の注意点

ただし、最大で150Mbpsという数値は『ベストフォード方式』と言って、通信環境が完璧に整った場合に出る数値の事を意味します。

利用環境や電波状況によっては、4G/LTE対応国でも日本にいる時と同様に3G回線に切り替わったり、通信速度が遅くなることがあります。

都市部と田舎といった、電波アンテナの状況でも差があることを理解しておきましょう。

観光メインなら3G、調べものもガッツリしたいなら4G/LTEを!

  • 3Gは料金が安いけど「中速」通信
  • 4G/LTEは料金は少し上がるけど「高速」通信

「それなりにインターネット接続できればいい」「格安で利用できる方が良い」という場合は3G回線を選びましょう。

反対に「マップを活用して散策したい」「SNSに写真や動画をどんどんアップしたい」と言う場合は4G/LTEを選ぶと良いでしょう。

通信量は使い方に合ったものを選ぼう

海外WiFiは料金が定額制になっていますが、使い放題ではありませんので注意が必要です。

多くの海外WiFiは1日の使用容量を250MB~1GBに定めています。
もちろん、容量が少ない方が金額が安く、反対に容量が多くなればなるほど高くなります。

容量が大きい方が使用量を気にせずに自由にインターネットを使う事ができますが、実際に使ってみると自分が思っていた以上に容量を使わなかったという場合があります。

それとは逆に、とにかく安く済ませたい!と思って容量が小さいプランを選んでしまうと、いざ使いたい時に容量が足りなくて困ってしまうという問題が起こることもあります。

プランを選ぶ時は、値段や容量でなんとなく決めるのではなく、具体的な使い方に合わせて選ぶことが大切です。

まずは100MBでどのくらいの事ができるのか確認してみましょう。

100MBでできる事の目安

WEBサイトの閲覧約500ページ分
メールで画像を送信する場合(画像2MB)約50通分
LINEテキストメッセージ(500文字)約50,000回分
LINE音声通話約200分
Skype音声通話約30分
Skypeビデオ通話約3分
グーグルマップで道を調べる約27回分
Youtubeで動画を見る(標準画質)約25分
Youtubeで動画を見る(高画質)約5~10分

こうしてみると、100MBでできる事は意外と多いように見えます。

容量が大きいと安心感がありますが、特に海外を旅行している最中は、観光・体験がメインになります。

日本にいる時と比較すると、なんとなく暇つぶしのためのWEBサイトを閲覧したりする機会は少なくなり、マップアプリを開いたり、お店を調べたりする事が中心になると思います。

上記の表を目安として、外出中にスマホをどのように利用するかを具体的に想像してみると、自分が必要としているプランが自然と選べるようになりますよ。

レンタルWiFiがあればこんな事ができる!

「海外でネットが使えることは分かったけど、そんなに使うかな?」という方に、海外WiFiでできることの具体例をご紹介します。

迷子にならずに周辺散策ができる

外出先でネット通信ができるとマップアプリが使えるのは当然のことです。
ただ、海外旅行で現在位置を確認できることは、実は旅の楽しみをより大きくすることにつながります。

その理由は、迷子になることを気にせず周辺散策ができるからです。

観光スポットを訪ねることももちろん楽しいのですが、さらに周辺エリアを歩きまわることで、現地の人々の生活をのぞき見ることができます。

観光客が来ないローカルの食堂に、じつは美味しいグルメが眠っていることも珍しくありません。

あまり裏路地まで入り込み過ぎるのはおすすめできませんが、方向音痴な人でも現在位置が分かれば、目印となるスポットまで迷子にならずに戻ることができます。

ただし、端末のバッテリーはしっかり充電しておき、不安のある方は予備バッテリーも一緒に持ち歩いておいた方が良いですよ。

マップを見ることはつまり、「ガイドブックには載っていない旅行」を楽しむこととなります。

リアルタイムでSNS更新ができる

外国はインスタ映えするスポットが盛りだくさんです。
観光スポットはもちろん、街並みやお店の看板1つとっても楽しい光景ばかり。

でも、写真のアップロードをパケット通信で行うと、安くない通信料がかかってしまいます。

ホテルのWiFiやフリーWiFiスポットを捜してアップ作業をするのも一苦労ですし、何よりSNSで感動を伝えるなら、リアルタイム更新したいところですよね。

レンタルWiFiがあれば、わざわざWiFiスポットを捜す必要も無く、素敵な写真をバシバシ撮ってどんどんSNSにアップロードすることができます。

LINEやSkypeで国際電話できる

レンタルWiFiを利用すれば、LINEやSkypeを使って日本と電話することができます。

国際電話をかけると非常に高額な料金がかかりますが、先ほどの例をとると、海外Wi-Fiで100MB容量の場合、LINEなら音声通話で約3時間も会話ができます。

こちらを例とすると、ハワイから通常の国際電話を掛けた場合、発信で1分140円(着信は1分175円)も料金がかかります。

しかし、海外Wi-Fi経由でLINE電話から30分に通話を行うと下記のような差がでます。

国際電話(30分)4,200円
海外Wi-Fi経由でLINE通話(30分)1,580円(イモトのWiFiの場合)

海外Wi-Fiの場合、1時間2時間通話しても上記の金額に変わりはないほか、マップ・ネット閲覧もできるので、もはや比較対象になりませんね。

複数人で使えるからグループでシェアできる

WiFiルーターは5台まで同時接続が可能ですので、グループで1台の海外WiFiをシェアする事ができます。

もし、1日あたり900円のプランを選んだ場合でも、3人でシェアすれば1人あたり1日約300円という格安の料金でWiFiを利用する事ができます。

海外WiFiのデメリットと解決策

便利な海外WiFiですが、当然デメリットの部分もあります。
解決方法も掲載していますので、併せて確認しておきましょう。

海外WiFiは容量制限がある

海外WiFiは定額で無制限に使えるわけではありません。
1日に使える容量に制限があります。

そのため、テレビ電話や大量の動画・写真などの送受信を行うと、あっという間に1日の容量をオーバーしてしまうことがありますので注意が必要です。

もしデータ容量の大きい作業をする場合は、ホテルや観光客向けに提供されているものなど、提供元がハッキリしているWiFiに切り替えて、上手に利用容量を節約しましょう。

ただし、最初に書いたとおり、公衆フリーWiFiはセキュリティが甘い部分があるため、ネットバンキングやクレジットカードの情報を入力するなど、重要なサイトには絶対にアクセスしてはいけません。

グループでシェアするときはルールを決めておく

グループでレンタルWiFiをシェアする場合は、大きい容量のプランを選ぶか、あらかじめルールを決めておくと良いでしょう。

例えば250MBのプランを5人で利用した場合、1日たりの使用量は単純計算で50MBとなります。
もちろんその分、料金は安くなりますが容量的に少し心配な部分もありますよね。

もし誰かがSNSなどに動画や写真を大量にアップした場合、それだけで1日に使える容量を超えてしまう場合もあります。

そうならないために、あらかじめ「レンタルWiFiを使う場合はテキストメッセージとWEBサイトの閲覧だけにして、写真や動画のアップはホテルのWiFiを使う」などのルールを決めておくと良いでしょう。

そんな事を気にせずに自由にWiFiを使いたい!リアルタイムでSNSに写真をアップしたい!という場合は、料金をシェアする事を前提に容量の大きいプランを選ぶのもアリですね。

まとめ

海外WiFiは、旅行先でも安全で安定したインターネット環境を持ち運べるとても便利なアイテムです。

仲間とシェアしても、一人で利用してもきっと素敵な海外旅行の思い出を作る事ができるでしょう。

現在、海外WiFiをレンタルする会社はたくさんあります。

前もって申し込みをする事で割引をしてくれる会社や、長期滞在でお得になるサービスを提供している会社など各社それぞれに特徴やサービスが異なります。

価格や特徴を見比べて、自分の旅行スタイルにあった海外WiFiを選びましょう!

海外旅行で使えるおすすめのレンタルWiFiは、下記のページにまとめています。

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海外旅行に持っていくべき『最強のクレカ』
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