ニューヨーカーに愛される朝ごはんやブランチを食べられるお店4選

おすすめの海外レンタルポケットWiFを国別でさがす

ニューヨークはグルメの街。
せっかくの旅行なら毎日の朝ごはんにも時間をかけて、地元でも人気のお店で食事をしたいですよね。

世界中のグルメが凝縮されているニューヨークでは、朝食だけでも多種多様なメニューがあります。

味はもちろんのこと、ニューヨーカーに愛されるためにはお店の雰囲気も重要な要素です。
食品のディスプレイ方法や、天気のいい日には日光を取り入れる気配りなど、またちょっと違った目線でお店を見てみると新たな発見がありますよ。

朝から気分をアゲてくれる、とっておきの朝ごはんやブランチを食べられるお店をご紹介します!

カッツ・デリカッセン (Katz’s Delicatessen)

1888年創業の『カッツ・デリカッセン』はユダヤ系のコーシャー料理が食べられる、ニューヨークで最も古いデリカッセンです。

カッツ・デリカッセンはザガット(ZAGAT→レストランをはじめとした格付けガイド)の評価も高く、130年間変わらぬその味にニューヨーカーの間でも大ファンがたくさんいますが、映画のロケ地だったということも人気の一つです。

1989年にニューヨークを舞台にしたメグ・ライアン主演の映画『恋人たちの予感』が公開されるやいなや、多くの観光客が世界中から押し寄せ、一躍人気有名店となりました。

カッツ・デリカッセン - メグ・ライアン
画像引用:Every Recipe in When Harry Met Sally

メグ・ライアンが座っていた席は今でもあり、運が良ければその席に座って食事をすることもできます!
他にも多くの著名人の写真が飾ってあるので、それを眺めながら食事をするだけで楽しい気分にさせてくれます◎

多くのお客さんが、映画でメグ・ライアンも食べていた名物料理、『パストラミサンド』をお目当てにやってきます。
パストラミとはお肉を塩漬けにして燻製させたあとに香辛料で風味をつけたものです。
冷蔵庫のなかった時代の保存食として、古くからユダヤ人の間で食されてきた伝統的な料理です。

さて、こちらのお店『カッツ・デリカッセン』では、オーダーの仕方にちょっとした特徴があります。

入店とともにチケットを渡され、カウンター越しにスタッフに注文をし、チケットに記入してもらって商品を受け取ってから席につきます。
そして、帰りのお会計の際にチケットを渡すというシステムなのですが、その際チケットを紛失してしまうと罰金を取られてしまうのでご注意を。

とても活気のあるお店で、しかも大人気のお店はいつでも満員なので恥ずかしがらずに大声で注文するのがコツです。
まずはパストラミがどんなものか知りたいという方は試食もさせてくれますよ。
パストラミがちょっとしょっぱくて苦手だった・・という方はコーシャービーフのホットドックも人気なのでそちらも試してみる価値があります。

『コーシャー』と言った言葉は今でこそ日本で耳にする様になったものの、ヨーロッパからの移民が多いニューヨークではこんなにも古くからコーシャー料理が食べられるお店があるのです。
そんなニューヨークの歴史や食文化を感じながら、サンドイッチを頬張るというのもいい経験になりそうですね。

住所205 E Houston St, New York, NY 10002
営業時間月曜日ー水曜日 8時~22時45分
木曜日 8時〜翌2時45分
金曜日 8時〜翌日まで営業
土曜日 24時間営業
日曜日 8時〜22時45分
URLカッツ・デリカッセン (Katz’s Delicatessen)

目次にもどる

ミュレイズベーグル (Murray’s Bagels)

ニューヨークにはベーグルの専門店がたくさんあります。

東欧系ユダヤ人の食べ物だったベーグルは、ニューヨーカーとってとても身近な食べ物です。
スーパーやデリにも必ず置いていて、朝食やランチだけでなく、ちょっと小腹がすいたときのお供にも食べられています。

中でも、ショッピングにも便利なロケーション『グリニッジ・ビレッジ』に店舗を構える、女性に人気のお店『ミュレイズベーグル』です。

レンガでできたカフェの様なお店はとてもオシャレで居心地がよく、朝からたくさんの人で賑わいます。
イートインスペースは場所が限らえているため、席を見つけたら即ゲットしましょう!

ミュレイズベーグルのポリシーは他のベーグル専門店と違って、トーストをしないということです。
お願いしたとしても「うちは焼き立てだからトーストする必要はありません」なんて言われてしまいます。笑
せっかくなのでモチモチのベーグルを堪能しましょう。

自分の好きな具材をサンドするのもおすすめですが、パプリカにスイスチーズ、スモークターキー(もしくはホームメードローストビーフ)がサンドされた『レッドフックブルックリン』など、ネーミングのついたベーグルサンドもあります。
選択肢がたくさんあって迷ってしまう、という方はこちらをオーダーしてみましょう。

ミュレイズベーグルはドリンク類もおすすめです。
特にコーヒーはノースカロライナの『カウンターカルチャーコーヒー』から直接仕入れたオーガニックのものを使用しています。

このコーヒーが本当に美味しい◎
コーヒーだけで専門店がひらけそうなほどのこだわりようです。

一方、紅茶はソーホーに直営店がありニューヨーカーにもファンの多い、『ハニーアンドサンズ』のものを注文することもできます。
朝からミュレイズベーグルで過ごし、ちょっと得した気分になりましょう!

住所500 6th Ave, New York, NY 10011
営業時間月曜日ー金曜日 6時~19時30分
土曜日、日曜日 6時〜19時
URLミュレイズベーグル (Murray’s Bagels)

目次にもどる

カフェ・ラロ (Cafe Lalo)

落ち着いた町並みの『アッパー・ウエスト』にある『カフェ・ラロ』もいつでも人で溢れている大人気のカフェです。
ヨーロッパデザインのお店は窓も大きく開放感があるので混雑していても落ち着いて食事ができます。

こちらのお店は、やはりメグ・ライアン主演の『ユーガットメール』のロケ地となった場所です。
メールで知り合ったトム・ハンクスとの待ち合わせに使われ、その時のシーンの写真もお店に飾られています。
そんなオシャレな店内でブランチを楽しむこともニューヨーク旅行の醍醐味の1つです。

カフェ・ラロのブランチメニューはとても充実していて、ヤギのチーズを使用した『フレンチ・キッス・キッシュ』や『パリジャン』と呼ばれるクロワッサンのセット、他にもスイスやギリシャなどヨーロッパの各国がテーマになったインターナショナルブランチメニューがあります。
どれを頼むのか本当に迷ってしまいますよ◎

クロワッサンやデニッシュで軽めに済ませるのもいいですが、お腹に余裕がある方はスチームドエッグがついてくる『イタリアン』に挑戦してみてください。
使用する卵はすべてオーガニックで、調理の際にもバターや油を一切使わないため、とてもあっさりしています。
オリーブか、ローズマリーの入ったパンを選ぶことができるのですが、どちらを選んでも後悔しませんよ!

食事だけでなく、カフェ・ラロはスイーツの評価もとても高いお店です。
アメリカにありがちな砂糖たっぷりのものではなく、ヨーロッパスタイルの甘さ控えめなものが多いので、日本人でも食べやすい味になっています。

何より驚くのがショーケースにこれでもか!という程ずらりと並んだケーキ、ケーキ、ケーキ・・・。

お店曰く、「ケーキは100個以上あるからどんなシチュエーションにも対応できるけれど、唯一の困難はそこから一つを選ぶこと」と自信たっぷり。
チーズケーキだけでも20種類以上、ショートケーキやチョコレートケーキはもちろん、ほうれん草のトルテなんていう変わり種もあります。

目移りしてしまうスイーツだけでなく、オリジナルのペーパーナプキンやコーヒーカップ、ちょっとセクシーな店員さんのユニフォームにアンティークなキャッシャー・・。
お店の細部にまで女子の心を掴んで離さないカフェ・ラロでブランチをすれば、きっと朝からテンションマックスになれますよ!

住所201 W 83rd St, New York, NY 10024
営業時間月曜日ー木曜日 9時~翌1時
金曜日ー土曜日 9時〜翌3時
日曜日 9時〜翌1時
URLカフェ・ラロ (Cafe Lalo)

目次にもどる

エイミーズ・ブレッド (Amy’s Bread)

ニューヨークで人気のベーカリーと言えば、まず挙げられるのが『エイミーズ・ブレッド』です。

1992年に従業員5人でスタートしたお店は『デザート・プロフェッショナル・マガジン』でアメリカのベスト10パン屋さんにランク入りするなど実力が認められ、今ではマンハッタンに3店舗、100人もの社員を抱えるほどの超有名店です。

ブルーをアクセントカラーにした店舗はとても可愛らしく、つい店内に引き寄せられてしまいます。
お店の中はさりげないディスプレイの見せ方がとてもうまく、もはやパンがインテリアに見えてしまうほど。

そんなニューヨークっぽい洗練された雰囲気も魅力的ですが、素材への強いこだわりがこれまでにたくさんの人から愛される理由となっています。

使用するのは漂白や臭素酸カリウムの使用されていない小麦粉のみです。
もちろん添加物や保存料も使わず、健康のためにバターを含めた脂肪分もなるべく使わないのだとか。
最小限のイースト菌を使用してヨーロッパの伝統的な製法を守り、大切にパンを作り続けているそうです◎

そんな質の高いパンはヘルシー志向の高いニューヨーカーに愛され、今では有名レストランを含め、マンハッタンやブルックリンなど毎日200ものお店にパンを卸しているのだとか!

パン本来の味が楽しめるハード系のパンが多いエイミーズ・ブレッドですが、人気のメニューはちょっと酸味のある『サワードウ』。
酸味のあるパンは苦手という方はデニッシュやマフィン、クッキーなどもありますよ。
ほんのり甘いアーモンドブリオッシュトーストもおすすめです。

また、朝ごはんのお供にはコーヒーが欠かせません。
シアトルから取り寄せている豆を挽いたコーヒーは、ニューヨークのベストコーヒーに選ばれたこともあるので、是非あわせてオーダーしてみましょう。

もともとはニューヨークでOLをしていたエイミーさんでしたが、パン作りの夢を叶えるために専門学校に入り、フランスに修行に行った後にニューヨークに戻り、大成功を収めました。
好きなことにとことん向き合い夢を叶える。
そんなサクセスストーリーもニューヨークにピッタリですね!

住所672 9th Ave, New York, NY 10036*他にも店舗あり
営業時間月曜日 7時~21時
火曜日ー木曜日 7時〜22時
金曜日 7時〜23時
土曜日 8時〜23時
日曜日 8時〜21時
URLエイミーズ・ブレッド (Amy’s Bread)

目次にもどる

まとめ

以上、ニューヨークで食べるオススメの朝ごはんを4つピックアップしました。
今回ご紹介したのはパンやベーグル、サンドイッチにケーキなど・・どれをとってもニューヨークを代表する、味の確かなお店ばかりです。

ご紹介したカッツ・デリカッセンやエイミーブレッドなどの様に、ニューヨーカーに長く愛される理由を紐解いてみると、創業者のサクセスストーリーや食事の文化の歴史まで見えてきます。

そんなことをじっくりと噛み締めながら、時間をかけて朝食を頬張るというのもニューヨーク旅行の醍醐味ですね!

こちらの記事もおすすめ!

ニューヨークの宿泊ホテル検索

ニューヨークで使えるポケットWi-Fi

海外旅行に持っていくべき『最強のクレカ』

当サイトに掲載している文章・画像等、すべてのコンテンツの無断使用・転載を一切禁止します。© 2024 KAIGAI TRIPPIN'